沿革

昭和56年(1981年)
任意団体・全国ふぐ連盟が発足。
下関の市場関係者と全国のふぐ組合が、安全なフグ食の普及と消費の拡大を目指した組織を結成。

■ 平成27年9月11日
法人化により一般社団法人全国ふぐ連盟が設立。

■ 平成27年10月6日
厚生労働省に「ふぐ類取り扱いに関わる新たな条例整備・施行の要望書」を提出。
(要望書の内容)
①全国の自治体の資格制度の問題点を確認
②全国統一のフグ免許の国家資格化
③フグの種類鑑別と毒性鑑別、除毒処理を
 確認できる試験制度の導入

■ 平成28年5月11日
水産庁・厚労省記者クラブで記者会見を開催。
(内容)
佐賀県が要望したフグの肝臓の毒性検査方法を巡り、検査方法の不十分さを指摘し、安全性は担保されない
と訴えた。フグ毒に関する認識が自治体によって異なることを受け、フグ免許制度の全国統一化を表明。
食品安全委員会で審議した結果、厚労省は申請を却下。

■ 平成28年10月26日
臨時総会でふぐ食応援サポーター制度構想が承認。
後にNPO法人ふぐ食応援大使の会の設立に発展。

■ 平成28年10月27日
厚労省を訪問。フグ食の安全と統一免許の実現化について協議。

■ 平成28年2月
厚労省の公募研究「フグ処理者の認定手法の標準化に関する研究」を加盟団体の下関ふく連盟が採択。

■ 平成29年7月13日
厚労省を訪問。ふぐ調理技術の指導者を育成するために国家資格「ふぐ料理専門調理師」創設の要望書を提出。

■ 平成29年8月22日
ふぐサミット2017開催 (東京中央卸売市場)
生産者、流通・加工業者、販売業者や学術研究者が集まり、フグ免許の在り方、フグ毒、フグ食のPRについて議論。

■ 平成30年8月21日
ふぐサミット2018開催 (東京中央卸売市場)

■ 平成30年8月22日
厚労省を訪問。地球温暖化による交雑種の増加を説明。改めて、フグ免許統一の必要性を要望。その内容は全国メディアが紹介。

■ 平成30年11月14日
厚労省を訪問。「フグ免許制度のあり方について 概要レポート」を提出。資格制度の弊害の現状と業界の構造問題を解決するために、資格制度を改革する必要性を報告。
全国で統一されていなかったフグの取扱制度が、食品衛生法に規定されることで、資格制度の標準化が進展すると説明を受けた。

■ 平成31年3月27日
厚労省に食品衛生法の一部改正に伴う、フグ取扱い関連項目の追加記載についての要望書を提出。

■ 平成31年4月19日
厚労省を訪問。食品衛生法の改正で検討が開始される「フグ処理者」の規定について意見交換。

■ 平成31年4月26日
厚労省食品監視安全課主催「フグ処理者の認定基準に関する検討会」に一般社団法人全国ふぐ連盟が参加、計3回の検討会に出席。フグ処理者の認定基準に実技試験の導入を図り、免許制度の統一を進める方向で協議。

■ 令和元年5月21日
第2回「フグ処理者の認定基準に関する検討会」が開催。

■ 令和元年6月28日
第3回「フグ処理者の認定基準に関する検討会」が開催。

■ 令和元年7月2日
NPO法人の設立計画を総会で承認。

■ 令和元年8月20日
ふぐサミット2019開催 (東京中央卸売市場)

■ 令和元年10月31日
厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課より「ふぐ処理者の認定基準について」(生食発1031第6号)が各都道府県知事・保健所設置市長・特別区長へ向けて通知。

■ 令和元年12月10日
厚労省を訪問。「フグ処理者の認定基準の不足要件について」の要望書を提出。輸入フグによる食中毒事故に関する調査依頼の報告を確認し、注意喚起を要望。

■ 令和2年2月20日
国際ふぐ協会セミナーにて「フグ処理者の認定基準の全国統一と今後について」を講演。

■ 令和2年3月9日
一般社団法人全国ふぐ連盟の有志により、「任意団体ふぐ食応援大使の会」が設立。

■ 令和2年3月10日
厚労省を訪問。「フグの卵巣が混入したフグ白子の誤販売について」の要望書を提出。従事証明書の問題について意見交換。
東京都福祉保健局健康安全部食品監視課を訪問。
フグ処理者の認定基準の平準化について意見交換。

■ 令和2年5月1日
厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課より「ふぐの取扱い及びふぐ処理者の認定に関する指針について」各都道府県知事・保健所設置市長・特別区長へ向けて通知。
令和元年12月10日付で輸入フグによる食中毒事故について、注意喚起を要望した結果、「フグの衛生確保について」が改正され、各都道府県知事・保健所設置市長・特別区長へ向けて通知。

■ 令和2年6月1日
「特定非営利活動法人ふぐ食応援大使の会」の設立総会を開催。東京都に対しNPO法人の申請を開始。

■ 令和2年9月18日
東京都より特定非営利活動法人として認証。

■ 令和2年10月5日
「特定非営利活動法人ふぐ食応援大使の会」が設立。
一般社団法人全国ふぐ連盟の姉妹団体として、フグ食文化の普及を目的に料理業界の垣根を越えて活動することを表明。

■ 令和2年11月16日
農水省大臣官房室を訪問。農水省審議官・厚労省食品監視安全課長と意見交換及び要望書を提出。
水産庁加工流通課を訪問。「天然フグ魚種別水揚げデータの整備について」の要望書を提出。

■ 令和2年11月30日
厚労省健康局健康課栄養指導室栄養管理係を訪問。
意見交換及び要望書を提出。

■ 令和3年3月
東京中央卸売市場(豊洲市場)におけるフグの取扱い調査を実施。

■ 令和3年4月12日
東京都福祉保健局健康安全部食品監視課を訪問。
東京中央卸売市場におけるフグの取扱い調査を報告。
従事証明書が必要ではないことを確認。講習会の重要性を説明。

■ 令和3年11月8日
「NPO法人ふぐ食応援大使の会」の設立披露祝賀会を後援。
ふぐ食応援リーダーによるパネルディスカッションを開催。
(会場 : 上野精養軒)

■ 令和4年4月29日
第83回下関ふく供養祭に出席。

■ 令和4年4月30日
下関市水産大学を訪問。 髙橋洋准教授と意見交換。

■ 令和4年5月23日
福島県相馬市を訪問。 生産者と行政関係者と意見交換。